いつか来るGmailの障害に備える - 独自ドメインと複数の無料Webメールの活用

昨日、Gmailが大規模障害で約2時間半つながらなかった。
 →Gmailで大規模障害、世界中で2時間半にわたり利用不能に
Gmail 頼りのネットライフなので、正直冷や汗が出た。
改めて、いかにGoogleへ依存しているかということと、無料サービスを使う自己責任を思い知らさせた。


でも、結構メールに関してはこういった障害には備えているつもり。
なので、少しここで、整理しておこうと思う。

1)個人用メールアドレスは、有料サービスと独自ドメイン転送サービスの2系統
通常使う個人用メールアドレスは、プロバイダーのものは使っていない。なぜなら、プロバイダーの切り替えは過去に何度もやっているし、メールアドレスのためにプロバイダー切り替えが自由に出来ないというのもいやだから。


そこで、もう12,3年ほど使っているのがNetAddressの有料メールサービス。
当時○○@usa.netというドメインが短い上にかっこよく、月に300円程度なので、友人関係はもうずっとこれ。ただし、全てのメールをGmailへ転送設定。


もう一つは独自ドメインの取得。
ValueDomainで「○○.net」と短めのドメインを取得し、このドメイン宛のメールを全てGmailへ転送設定。
特に、webサイトへの会員登録のときのIDなどは、そのページ専用のメールアドレスで登録する。たとえばyahooのユーザー登録の場合は、「yahoo@○○.net」、楽天だと「rakuten@○○.net」など。
ValueDomainだと、どんなメールアドレスでも全て転送してくれるので、自由に無制限にアドレスをつけられる。
SPAMがどのアドレス宛に来るか分かる(つまり、どのサイトがSPAM業者へ名簿を売ったか、流出したかが分かる)し、必要ならそのアドレスだけフィルタリングすればいいので便利。


2)受ける側は、Gmailを中心にSPAMフィルタかけた結果を携帯へ転送&バックアップ用hotmailへ転送
Gmailが生きている限りは、Gmailへそれぞれ転送されてきたものは、SPAMフィルタかけて、後は必要に応じてラベル分け。
さらに必要なものはGmailに残しながらバックアップ用のhotmailへ転送。
Hotmailも結構容量あるので、バックアップ専用のアカウントとってもいいかも。
嫁さんからのメールや、その他すぐに知りたいものは携帯へ転送。


もし、Gmailが長期ダウンしたり、サービス停止すると、1)の転送先をそれぞれ新しい無料webメールへ設定しなおすだけ。


もちろん自分家へメールサーバ立てて管理する手もあるけど、SPAMフィルタや管理にかかる手間など考えるととてもじゃないが割に合わない。

そんなにメールの内容に極秘事項があるわけじゃないので、今のところ無敵のメール環境と自負しているが、もっといいアイデアがあれば教えてくださいな。


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