ピアノ教室へのモチベーションをどうもたせるか

今日は息子のピアノの発表会があった。

発表会は3回目だけど、今回は初めて一人での舞台。
嫌だ、なんだというのをなだめすかしてやっとこさの当日だった。

まぁ、でも思ったよりはうまく、本人もなんとなくほっとした感じだったが、もうピアノ教室はやめたいと言っている。

「ピアノは何のためにやるの」なんて問われると少し考えてしまう。

小さいときは情操教育程度の目的でもいいが、確かに3年やっててスケーターズワルツが弾けるようになったからってどうなん？と思ったりして。

ピアノが弾けるようになって将来いいことって何だろう。

プロのピアニストはちょっと無理かも、だったら小学校の教諭？ピアノの先生？バンドのキーボード？
うーん、サッカーに夢中の小学3年生にはまったく現実味がない。
弾いてる曲も昔自分の妹がピアノ習ってたときと代わり映えしない定番ソング。
音楽は好きみたいなんだが、これではやめたいと言い出すのも無理はない。

発表会でも、最後にエレクトーンの模範演奏があって、エレクトーンの紹介と、近く開かれる演奏会の紹介。
子供にまで「宣伝やん」と見抜かれてます。

さてどうしたらいいんだろ。
素人ながら考えると、次のような教室だったら自分も習いたい。
・次に習う曲を自分で選べる。定番のピアノ曲から、最近のポップスや、ジャズなどいろんなジャンルから。
・半分くらい作曲するのはどうだろう。自分で自分の曲を作る楽しみは、小さいときからでもいけるんじゃないかな。
・他の楽器例えばギターやドラムと合わせたバンド形式の教室は？
・弾き語りを習えるというのはどうだろう。ピアノのバラードなんか習いたいなぁ。
・親子一緒に合奏できる曲も習えれば楽しいかも。

最近は、大人のための音楽教室が人気とは聞くけど、いずれにしろ、楽器屋の顧客開拓戦略が見え透くピアノ教室では、子供の音楽教室としてはちょっと先がないんじゃないかな。

さらによくなる!あなたの教室―ピアノ教室運営の手引き